加速度脈波・局所発汗計測による脳卒中片麻痺患者の自律神経機能障害

加速度脈波・局所発汗計測による脳卒中片麻痺患者の自律神経機能障害

本日も発汗計測に関する文献の紹介をさせていただきます(*・∀・*)

自律神経障害での発汗計測ですね。
よく自律神経活動の指標としても発汗は用いられますので大変勉強になる文献でした。

当社も常に勉強中なので、このように文献の紹介をしながら、一緒に学んでいければと思います(`・ω・´)ゞ

 

加速度脈波・局所発汗計測による脳卒中片麻痺患者の自律神経機能障害

目的

脳卒中患者の左右(麻痺側、障害側)・非麻痺側(健常側)の手部、指差の皮膚温、局所発汗量、加速度脈波計測を行い、肩手症候群と交感神経機能の関係を明らかにしています。

渡部 一郎
(引用:https://www.jstage.jst.go.jp/article/onki/72/3/72_193/_pdf)

 

脳卒中患者の発汗に関する文献でした。

この実験の結論として、麻痺側・非麻痺側発汗量は、失語・認知などや5分間の検査に集中できなかった例、一見検査ができていても局所発汗量変動がない例が多数あり、検討から除外せざるを得なかったそうです。
発汗量の結果は、計算時は麻痺側0.17(μg/皿in)±o.12、非麻痺側0.18±o.16(nニ28)、とありました。数字の逆十時は、麻痺側0.18±O.15、非麻痺側0.20±0.17であった。深呼吸時は、麻痺側O.15±O、13、非麻痺側0.16±0.13であった。
いずれの場合においても、特に有意差は見られなかった。

ここで、麻痺側発汗量と他の臨床項目との関係として、麻痺側発汗量・健側発汗秘画に有意差を認めなかったが、他の臨床的評価と相関を調べたところ、発汗量(計算時)と手関節周囲径差との間に有意の正の相関、罹病期間とに有意の負の相関を認めました。

麻痺側手部発汗量は周囲径差すなわち麻痺側腫張の障害度が高いほど高値であり交感神経緊張状態であることが示されました。

計算負荷時の発汗量と罹病期間の関係では、罹病期間の経過に伴い、麻痺側発汗量(R=一〇.48,p<0.05)、健側発汗量((R=一〇.48,p<0.05)ともに負の相関を示し、発症早期(急性期)では、発汗量が多く交感神経緊張状態であることが示されました。

 

当社のマイクロ発汗計で簡易に発汗計測ができますので、是非一度お試しください。