鍼基礎実習における痛みの評価の検討ー切皮痛の客観的評価法の一考察ー

鍼基礎実習における痛みの評価の検討

精神性発汗に関する文献の紹介をさせていただきます(*・∀・*)

当社も常に勉強中なので、このように文献の紹介をしながら、一緒に学んでいければと思います(`・ω・´)ゞ

 

鍼基礎実習における痛みの評価の検討ー切皮痛の客観的評価法の一考察ー

東條 正典、森澤 建行、森 英俊、緒方 昭広
(引用:http://www.tsukuba-tech.ac.jp/repo/dspace/bitstream/10460/867/3/Tec18_1_13.pdf)

目的
知覚・痛覚定量測定装置と発汗計とを共に用いることで、その相関を調べ、鍼基礎実習において発汗量の多寡により切皮痛の評価が可能かどうかを検討しています。

方法
実験室に入室後10分間の安静を確保した後、左前腕前面中央に知覚・痛覚定量測定装置の電極を貼り、両手の母指球に発汗プローブをそれぞれ装着した。
なお、被験者の両手には知覚・痛覚定量測定装置から流れる電流を止めるためのハンドスイッチを持たせた。
知覚・痛覚定量測定装置を用いて被験者の「刺激を感じる電流値」と「痛みを感じる電流値」を取得し、その後、有痛または無痛の鍼刺激(切皮)をランダムに被験者の右合谷穴(手背で第1指・第2指中手骨底の間)に与え、その後、切皮刺激に対する電流値を取得する。
同時に発汗計で、被験者の両母指球の発汗量を測定し、痛み刺激と発汗量の関係を検討する。

 

結果
汗腺が交感神経支配であることから痛み刺激により交感神経が亢進すると発汗が促され、それにより痛みの刺激量が増大するにつれ発汗量も増大するのでなはないかとの仮説より始動したものであるが、痛み刺激が増大するにつれ発汗量が画一的に増大するという肯定的な結果は得られなかった。
その最大の原因は、刺激に対する発汗量に個人差が大きく一定した傾向が見られなかったことにある。

 
痛みに対しては個人差がありますから、Aさんが痛いと思う痛みはBさんにとっては痛くないということがあります。
個人差に配慮した方法が必要になりますね!
測定方法などのご相談はお気軽にどうぞ♪
 

当社のマイクロ発汗計で簡易に発汗計測ができますので、是非一度お試しください。