Q.「安静はα波優位、緊張はβ波優位」というが、学術論文は出ていますか。

A.最初にα波を発見した人はドイツのハンス・ベルガーで1929年に「ヒトと脳波について」という論文を出しています。

この論文は、閉眼安静時のα波に関する実験結果が主であり、緊張・思考時のα波減衰に関しては「努力のいる知的作業において、また注意の強い緊張において、すでに小さな、そして短い波が優勢であるという印象を得た。」という記述にとどめています。

その後、イギリスのノーベル賞学者エイドリアンとマシューズがベルガーの論文の追試に成功し、1934年に「The Berger rhythm: potential changes from the occipital lobes in man」という論文を出しています。

この論文では、眼を閉じて暗算した時や、鼻に刺激を加えた時や、ペンチを握った時のα波の減衰について言及しています。 (出典:Oxford Journals 「Brain」Volume 133, Issue 1 Pp. 3-6. )

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